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しらみって、どんな生き物? しらみとは人間の頭髪や衣服に寄生し、血を吸って生きる寄生虫です。 しらみに血を吸われると、蚊と同じように強いかゆみが起きます。 しらみの中でも、衣服に潜むコロモジラミは、有史以来、 発疹チフスを媒介する大害虫として恐れられてきました。 戦後、進駐軍によってもたらされた万能殺虫剤DDTの威力と、 生活環境の改善により、日本ではすっかり目にしなくなったハズのこのしらみですが、 最近ふたたび増えてきて目に付くことが多くなってきています。 海外旅行者が増えたため、海外でしらみに感染して、 それを日本国内に連れ帰ってしまうことが、大きな原因のようです。 しらみ”という名の語源は“白虫”からきていると言われます。 空腹時のアタマジラミは白っぽく、血を吸うとしらみの体が赤くなっていきます。 アタマジラミの体長は、雌2〜4mm、雄2〜3mmですが、 吸血した直後は身体が膨張してやや大きくなります。 ノミは成虫、蚊はメスの成虫だけが吸血するのに対し、しらみの場合はオス・メス関係なく、 また幼虫から成虫まで一生を通じて血を吸います。 最近、アタマジラミが幼稚園児や小学生の頭に発生していることが話題になっていますが、 頭を洗うだけでは簡単にとることができません。 しかも卵は7〜10日でかえるので、どんどん増えてきます。 感染すると、例え、毎日、シャンプーで頭を洗っていても平均して、 10匹ほどのしらみが頭にいるようになります。 しらみは繁殖力が強く、卵を髪の根元にがっちりとセメント上の物質で接着させて生むので、 シャンプーだけで退治することは不可能です。 もし、シャンプーをせずに放置しておいたりすると、 あっという間にしらみの数は200匹くらいまで増えます。 また、実際には感染にほとんど関係のない 「不衛生な環境がしらみ発生の原因」とする誤解もあり、 誰にも相談できずに悩む親御さんが多くいらっしゃるようです。 ですが、必要以上に怖がることはありません。 きちんとした対処をすれば10日くらいで駆除できてしまいます。 関連情報 しらみの種類 しらみは頭髪に寄生するアタマジラミ(頭虱)、陰毛部に寄生するケジラミ(毛虱)、 肌着に潜んでいるコロモジラミ(衣虱)の3種類があります。 この中で、一番目にすることが多いのが、頭髪に寄生するアタマジラミです。 2、3ミリくらいのでうすーい茶色の虫です。 発生は幼稚園から小学生ほどの小さなお子さん、特に女の子に多いのが特徴です。 これらとは別に、トコジラミと呼ばれる吸血害虫もいます。 トコジラミはしらみの仲間ではありません。カメムシの仲間です。 カメムシというのは、亀のような形をした臭い匂いを出す虫です。 大きさは、8ミリ程度と、しらみと比べてかなり大きく、住宅の畳の隙間や絨毯の裏などに生息します。 伝染病の媒介になることはないのですが、咬まれると非常に強い痒みを感じ、 仕事が手につかなくなってしまうほどです。 しらみの幼虫 しらみの卵は1週間から10日で孵化します。 しらみは、いきなり成虫として生まれてくるのではなく、最初は幼虫です。 成虫と幼虫は、カブトムシのようにまったく姿が異なる虫もいますが、 しらみの幼虫と成虫の形はほとんど変わらず、見分けがつきにくいです。 また、しらみは幼虫でも成虫でも吸血します。 卵からかえった時から、血を吸い始めるのです。 幼虫と成虫の違いは、卵を産むか産まないかくらいと言って良いでしょう。 幼虫は蛹にはならずに約3週間で3回脱皮して成虫となります。 しらみの卵から成虫になるまでの期間は約1ヶ月です。 成虫の寿命は約1〜1.5ヶ月ぐらいといわれています。 |
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